理事長のひとこと

「令和元年」

 

いよいよ元号が令和へと変わり新時代が始まります。

 

天皇陛下退位に向けた特例法によっての皇位継承となりますが、江戸時代後期119代光格天皇以来、およそ200年ぶりの継承であり、生涯天皇であり続ける制度が導入された明治以降では始めての譲位となるようです。いずれにしても、天皇の崩御に伴う改元ではないことから、新元号を祝い曲折する新しい時代に期待を持ちたいと思います。

 

平成という時代の振り返り方として、ネガティブな見方をする方もおりますが、必ずしも私はそうではないと思います。昭和から平成を必死に駆け抜けた先人がいたからこそ、私たちは現在を過ごせています。今日の日本は、時代における数多ある転換期において様々な選択肢の中から、日本の行く末を真剣に考え導き出された結果であり、私は1人の日本国民としてその多くの選択と現在の環境を誇りに思うからです。

 

本年度の埼玉中央青年会議所の基本理念は「継往開来」です。

継往とは、先人の事業を受継ぐことを指し、

開来とは、発展させながら未来を切り開いていく様を言います。

新時代を切り開いていくのは他でもない、若い世代である私たちです。常に当事者意識をもった責任ある若者として、そして未来を担う次世代に対して、自信をもって日本を託せるように、元号が令和となる新時代にも引き続き挑戦していきたいと思います。